【ronndonda-】13日目(3月9日)

【観光】3月9日

ついにやってまいりました、ロンドン観光の日です。
予定としては、タワーブリッジ、ビッグベン、大英博物館、そしてミュージカルを一日でクリアしようという強硬スケジュール。
まあ滞在時間が36時間しかないのだからしょうがない。

まずはタワーブリッジ。映画とかでもよく出てくるあれですね。

まさかこんなにデカイとは...マジパネエゼ。
気に行って結構長い時間見ていました。

そして次はビックベン!
これはどうやら国会議事堂のようです。いやはや立派なもんをお持ちで。



それみしても、イギリスに来てから格段に日本人とエンカウントする率が高くなってまいりました。

ノルウェースウェーデンでは折り紙の営業した店意外には日本人に全く合わなかった。
デンマークでツアーっぽい人をすこし見かけ、ベルリンではユースにおそらく日本人と思われる人がいた。
そしていざイギリスの観光地に来てみたら日本人ばっか!
実は昨日泊まっているユースにも日本字がいて、エレベーター前でこんな会話をした。

俺『この人日本人っぽいな〜よし!』

俺「ホエヤーアーユーフロム」
相手「ジャパン!」
俺「オーミートゥー」
相手「あっ、あなたも日本人ですか?」
俺「そうでーす♪」

てな感じ。
最初から日本語で話しかけろって感じですが、まあもしもの時の保険ってことで。


おっと、話がそれました。この後は大英博物館に行くのですが、その前に夜のミュージカルのチケットを買いにゆくことに。
ミュージカルはライオンキングに決定。
なぜかというと、俺は英語力が少ないのでなるべくストーリーを知っているやつがいいと思ったからです。
まあ、知っているといっても主人公の名前がシンバなのと、ストーリーが「ジャングル大帝レオ」と同じということです。
ライオンキングのストーリーはよく覚えてませんが、ジャングル大帝レオのストーリーは熟知しているので何とかなるだろ!

空席があるか不安でしたが、余裕でした。しかも学生だと20.5ポンド(約3300円)で大体の席に座ることができる。
なんと!安い!日本だと1万円はするのに。流石ミュージカルの本場。太っ腹だぜい。

そして無事予約をすませたら今度はついに大英博物館!こんなにデカイとは予想外です。


まずこれがあの有名なロゼッタストーンだ!

俺はてっきり小さな石ころだと考えていたらなんとこんなに大きな石板でした。
入ってすぐのところにあるんだけど、あまりにデカ過ぎて最初はスルーしちゃったよ。


あとこの石像は誰なのかはさておき、デジカメで写真を撮ろうとしたらちゃんと顔認識してくれた...素晴らしい性能だぞ、俺のカメラ!

いや、ホントにただそれだけなんですけどね。
そして大英博物館にJAPANコーナーもあるのだが、そこでこんなものを見つけてしまった...僕の好きな丸ちゃんじゃあないですか!
大英博物館に展示されるなんて...すごいひとだったんだな、この人(横にはゲゲゲの鬼太郎がいた)。


他にも山ほど紹介したいものはあるけど、多すぎるのでこのくらいにしておきます。

最後にお土産屋を見ていると、なんと折り紙があるではないか!
(699)
しまった!ここに売り込むように少し残しとくんだった、とか考えてしまった。
まあ果てしなく不可能に近そうですが、もし大英博物館に営業かけるとか話的に面白いですよね。
悔やまれるー。

その後大英博物間には閉館ギリギリに椅子に座っていたら隣に日本人が座ってきた。
話しかけると彼も来月から社会人で、卒業旅行としてヨーロッパを三週間一人旅しているとのこと。

初めて日本人バックパッカーと出会い話が弾み、一緒に飯を食うことに。
いや、ホントに初めてなんですよね。イギリスに来てから急に日本人よく見かけるようになった。
観光地は日本人だらけという話は本当でした。

んで、もう一人最近知り合ったバックパッカーがいるとのことで、その人とも合流して飯へ。

(別にカップルではないらしい)

パスタを食べましたが、これがまた美味しくない!しかもこれで1300円!
どう考えてもレトルトのパスタの方が旨い。
イギリスの飯がマズイというのは本当でした。これ以外にも露店で色々買ったのだけど、どれもイマイチだった。
高いくせしてマズイとはえらく理不尽です。早く南に行きたいぜ。


そして時間になったので二人と別れてライオンキングへ。
朝9時から歩きまわっていたため、ものすごく眠いが、まあ気合いで何とかなると考える。

これがそのライオンキングのチケット。


後ろのぬいぐるみは大英博物館でなんとなく購入したライオンキングとは全く関係のないもの。
旅の仲間が増えたぞ。


いざ始まってみると、日本と違い、生オケでとっても音がイイ!
左右にいるパーカッションの人が上手すぎる。是非うちのバンドに欲しい人材であります。

となりの席のスペイン人(?)はミュージカルは初めてらしかったのだが、相当気にいったらしく、
いきなり
「お前はこれ好きか」とか言ってきて
「イエス」と答えると
「俺もだ、最高だぜ」とか言ってました。
確かに、これはいいものですね。言葉はよく分からないけど、日本やつよりもイケている気がする。

ストーリーは英語がわからないため大まかにしか理解できていないが、ついにシンバも大人になり
クライマックスへ!

しかしここで衝撃走る!
(ざわ...ざわ.....って感じです)


なんと気付いたら大体円でみんな拍手してる

あれ...これは...もしや...


寝過したーーー!!!!!!


しまった、やっちまった!ラスト10分寝ちまった!


折角イギリスまで見に来たのにー

まあきっとシンバが悪そうな親戚のおっさんを倒してパッピーエンドだと予想しました。
多分こんな感じだろ。うんうん。そうといっておくれ。




とまあこんな感じで今日はロンドンを超駆け足で観光しつくした訳であります。
ユースに帰ってメールをチェックすると社長から「僕の知り合いがロンドンにいるはずだから、行けたら行ってみなよー」とのこと。

またしても、惜しいことをしてしまった。
ユースがネットが有料でネットをケチっていたツケがこんなところに。
明日の昼にはパリに行くから泣く泣く断念です。


それでは明日はパリ経由でローマに行ってきます。

なんか普通の日記ですね。
まあたまにはいいでしょう。

【今日から観光】11日目(3月7日)

今日からはノーマルな旅の日記となります(たのむからなってくれ!)。
あとたまに番外編を挟みます。



でははじまりはじまり〜



今日は朝一の列車でアムステルダムへGO!
もうヨーロッパに来て大分電車に乗っているのでそろそろ列車にも慣れてきました。
いや。こうも日本と違うもんですかね。
違う点は大きく上げると以下のようになります
・余裕で遅れる。
日本では以上なまでに時間を守りますが、ローロッパではそんなことはありえない!
数分の遅れとかじゃなくて、一時間とか平気で遅れるよ。
・急に電車がなくなる
朝駅に行ったら、今日はこの電車は走りませんーとかぬかしやがる。おいおい、もっと誠意を見せてくれよ
・よく止まる
急に電車が止まって、「まだ駅じゃねえからお前らおりるんじゃねえよ」的なアナウンスが流れる
・混んでない
日本三大名物の一つは満員電車ですが、こっちでは朝でもそこまで混まなはい。ましてや新幹線系の特級はガラガラ
・駅員が超丁寧
いたるところに駅員がいてサポートしてくれる。国境を電車で超えられるローロッパだからですかね。

なんかマイナス要素が多い気がしますが僕は結構好きです。
さてさてそんな話はさておき、9時も電車に乗って15時にアムスに到着です。

観光案内所でユースを探しますが、なんと15ユーロのユースがあるらしい!しかも駅から近い!そして古い!
アムスでユースに泊まるときは気をつけろ的なことがガイドブックに書いてありましたが安さにつられ、そこに決定。

行ってみると確かに古いが(ホラー映画に使われそうなレベル)、意外と立派。
しかし、なんと部屋に鍵はなく、外出する際は危険なので荷物は受付に預けろとのこと。

おいおい、危険てなんだよ一体。しかも絶対にだ!危ないぞ!とか言ってくる。
まあ、要するに預ければ問題ないんだようと開き直る。

部屋はこんな感じ

意外に綺麗?

北のベニスと歌われるだけあって、確かに美しい。まるで映画の世界に入ったよう。

きっとベネチアもこんな感じだろうと勝手に脳内補完し、ベネチアはカットすることに。
いや全然ちがう違うだろ、と言われそうですが僕はもう水の都を堪能したのでお腹いっぱいです。


さて、歩いていたら暗くなってきました。
そしてら町中ピンク色のネオンが輝きだしたではないか。
なるほど、これが有名な飾り窓ってやるですね。
こんな感じ。ちなみに基本的に撮影禁止なのでこれが限界。

オランダったら国営でこんなことしちゃうなんて実に思い切りがいい国であります。
それにしてもすごい数の人だ。女性も沢山いるし。子供もたまにいるし。クレイジーな観光地だな。駅の目の前だし。
教会の横だし。

みなさん、もし行くことがあったら気をつけてくださいねー。
僕は特にここでは危険はありませんでしたが。



話しは変わり、食事についてだが、ヨーロッパはマジでパン(ドーナツ、サンドウィッチ含む)が旨い!
そしてオランダはベルギーのとなりだけあってワッフルが旨い!そして安い!120円とか。





さて明日はいよいよ前から行きたかったロンドンへ行ってまいります。

【移動3】12日目(3月8日) 

朝起きて速効駅へ。
今日はいよいよロンドンへGOです!
いやー、一回行ってみたかったんですよね、ロンドン。
大英博物館に一回行ってみたいという僕の昔からの夢みたいなものだったのです。

さーて駅に着いたぞ、俺の電車は何番ホームだー?と探していると、電光掲示板で俺の乗る電車の表示の色が一つだけおかしいではないか。
はて、と思い聞いてみると、「今日はその電車は運行中止よ」だってさ。


ってコラァァァァァァァー勝手に中止にしてんじゃねぇぇぇぇぇぇー!


直行便(ブリュッセルまで)がなくなったので、やむを得ず鈍行乗り継ぎで行くことに。
本当はタリスという名の、”ヨーロッパ鉄道界の赤い彗星”に乗るはずだったのに。とほほ...

乗ったはいいが、流石!ヨーロッパ!余裕で一時間遅れてくれちゃいます。

ブリュッセル(ベルギー)に着くころには予定より2時間も遅れております。
腹いせにベルギーワッフルを食いまくってやりました。

しかし、食い過ぎて気持ち悪くなったのは秘密だ。

それにしても旨い。ローロッパはパン類がホントに旨くて安くてデカイです。物価は日本より
高いのにパンは日本の半額ぐらいで買えるから不思議。しかも駅でもスーパーでもどこでもハイクオリテー。


次はここからあの有名なユーロスターに乗るのですが、待ち時間が1時間!
ベルギーにせっかくいるのだから観光しようと思うが時間が短すぎるので断念。
本当はあの小便小僧を見に行こうかと思ったが、
所詮ただの小便をしている小僧の銅像だと思い踏みとどまった。
あんなの日本にもクローンが沢山いるんで大丈夫でしょ♪多分。



さて、いよいよユーロスターですが、これに乗るにはユーレイルパスを持っていても
追加料金を払う必要があります。その額なんと75ユーロ(約8000円)!高!イギリスめ、お高くたかりやがって。
しかし、パスが無いと片道2万5千円ほどかかるらしいので、まあよしとしよう。

そんで、ここからがすごい、
たかが電車なのに1時間前にチェックインが行われる。
空港と同じように荷物検査、金属探知機をくぐり、パスポートを出して入国、出国審査を受ける。
これは完全に空港ですね。待合室もこんな感じで完全に空港。

しかし、こんなにロビーがすごく、運賃が高くとも、座席の座り心地&スピードは日本の新幹線の方が上だ。
すごいぞニッポン。

車中で隣の兄ちゃんにロンドンお勧めスポットを聞いたらやはり「大英博物館」「ビックベン」「タワーブリッジ」は必須とのこと。
やっぱそこですよね。当然明日そこに行かしてもらうぜセンキュー兄ちゃん。

そしてやっとこさ着きました、ロンドン!


なんか今までいたヨーロッパとは空気が完全に違います。
やはり日本と同様に島国なのが関係しているんのですかね。

ここからユースに行くため地下鉄の切符を買うが、1ゾーン4ポンド(約650円)だと.....?
たっけぇぇぇぇぇー!いや、これは完全に詐欺でしょ!

あとあと調べてみたら、そうやらイギリスには日本のスイカ(イコカ)と同じようなICカードが普及しており、その名を「オイスターカード」と言う。
って牡蠣かよ。なんて舐め腐った名前だ。でもまあ日本も西瓜だし同じようなもんか。
そして、これを使うとなんと運賃が60%オフになります。なんじゃそれ。
これを明日買わないと大変なことになりそうだ。クワバラクワバラ。

あとこの街は夜にはっても人が沢山。活気があります。


今日はもう遅いので、町を適当に散策して酒を飲んで寝て、明日の観光に備えます。

【SOLD OUT!】10日目(3月6日)

ついに折り紙完売です!完売!これで晴れて自由の身だい!

折り紙の3分の1は盗まれてしまいましたが、3分の1は売ってやったぜ!



どのようにしてうったかを説明します。

まずユースを出発する際に、ノルウェーの教訓をもとにベルリンにあるアニメショップをユースの店員から聞き出すことに成功。
よくよく考えるとかなりおかしい話ですよね。日本人の僕がわざわざドイツまで来てアニメショップを探すなんて。(結局行くことはなかったのだが)

そしてまずは昨日目をつけた超高級日本食屋に昼のオープン時を狙って突撃。
ものすごく怪しまれましたがなんとかベルリンにある日本専門店の場所を聞き出すことに成功。

その店に行ってみるとなかなかの品ぞろえ。日本人のオジイサンが一人で店番をしてました。

初めは高すぎて無理、と言われましたが、じゃあいくらなら買いますか?と聞いてそっから色々上がったり下がったりして
何とかいセット7.5ユーロほどで合意。
これでついに完売であります!
これがそのときの写真。セルフで撮ったのだがひどい構図である。

うーむ、本当は10ユーロで売りたかったのだが...
いかせん異国の地なので相手の方が地の利がある。
この国の相場や財政状況が分からないので、その価格が高いのか安いのかさえも分からないですね。
価格設定には市場の入念な調査が必要なようです。

最初全部(といっても19個)を買ってくれたことから、相手にとってもそんなに悪い話ではなかったのでしょう。
ただ、この旅の概要も話したので多少の同情点も加算さててるのかな。

まあ何はともあれ売れたんだ!ひゃっはーーーーーー!という感じです。



それと、ユースに変えてルームメイトに報告したら一緒に喜んでくれたぜ!
これが今のルームメイト。二人はイングランドからの語学留学生で、昨日ドイツに来たばかりらしい。半年の予定だそう。
すでにフランスでの半年間の語学留学を終えており、話せる言語は英語、フランス語、ドイツ語、中国語とクールな奴らです。

明日からはどうしようかな。本当は日本分化が大ブーム中というポーランドに行く予定だったのだが、商品が無くなってしまったことと、ポーランドは鉄道パスが使えず有料だということが分かったので予定変更だ。

とりあえずアムステルダムに行ってから考えるか。近いし電車も多いし。


・おまけ
「多分有名な聖堂」

【移動2】9日目(3月5日)

コペンハーゲン駅から7時の電車に乗り込みいざベルリンへ!

ちなみに列車はICEと呼ばれている、いわゆるヨ−ロッパの新幹線です。

この列車に乗るのにも一苦労。

何人もの人に聞いてプラットホームに辿り着くも、デカイ電光掲示板には俺の列車の表示があるものの、
小さいやつには載っていない。

はて、これは一体どういうことでしょうか...

そんなことをしていたらホームに電車が!

わけがわからずまたもや近くにいたオジサンに聞いてみると、どうやら車両によって行き先が違う、俺の車両は先頭だとのこと。
あ〜なるほどね!途中で切り離して別の道に行くというわけですか。アイアンダースタッド!

無事に車両に乗り込み無事発進。
中はこんな感じで超リッチ。

これで2等車です。こんなんに数百円で乗れるなんてユーレイルパス様々であります。


しかし、これでミッションが完了したと思ったあなた、甘い甘い。
まだまだアクシデントが起きます。


朝が早かったため電車の中で寝ていたとこと、起きてみれば電車が止まっているではないですか!
ん、故障かな?日本と違ってすぐ止まるよなーこっちの電車は、とか考えていましたが、どうも様子が違うようである。
まず窓の外を見てみるとここはトンネルかなんかの中にようである。多くの車が窓の外に駐車してある。
人が車内にいないのに、荷物は置きっぱなし。そしてよく見ると多くの人が大名行列よろしく列車の外は一列で行進していいるではないか!
これは、何かあったのかと思い聞いてみると、
「今から船で海を渡る、この電車は完全にロックされるぞ」とのこと。

マジか!この電車、今、船の中かよ!ヨーロッパはスケールがちげー
てっきり地図ではデンマークからドイツへは一本線で路線が示されていたから海底トンネルかなんかがあるのかと考えていたら違いました。
単純に電車ごと船で運ぶというコロンブスの卵的な発送!

この手があったか。これを使えば沖縄や小笠原諸島へ新幹線で行ける日も近いですね。
こんなふうに格納されます↓


なにはさておき船に避難完了。うおーめっちゃ豪華じゃないですかこの船。
航海時間は45分らしいのでデッキで塩風を浴びながらビールとサンドイッチです。
新幹線に乗りつつ船旅も楽しめるなんて、なかなか素晴らしいですね。


まあこんあで田舎者丸出しで感動していたら、無事にベルリンに着きましたとさ、チャンチャン。

以前ストックホルムを近代都市だと言いましたが、ベルリンは駅だけ見るとその数倍先を行く未来都市です。
電車のホームと店などが4層構造で絡み合っているすごい駅なのです(言っていることがよくわからないと思いますが、とにかく凄い。近いイメージとしてはランドマークタワーの吹き抜けをそのまま駅にしてしまった感じ)

そして、ベルリンはなんでもあります。東京に非常に近い。これまでの北欧の国々はセントラルステーション意外の駅は無く、その周りが発達しているだけでした。
しかし、ベルリンは発達している駅が多くあり、東京の他にも、新宿、渋谷、と同じように多くの駅があります。

今までそろわなかったものがそろうそろう。
まず、1ユーロショップがあり、ここで失ったものの多くを補充。しかも大好きなHARIBOまでもが1ユーロではにですか。これは買いですね。

そしてついに総合家電ショップを発見!ここで失ったiPhoneのケーブルを補充です。
売り場をよく見ると、俺がノルウェーで買ったデジカメも売っているではありませんか。
値段を見ると、なんと99.9ユーロ!俺が買った値段より3000円も安い。これが物価の違いというものか。

今日はアイテムの補充にいそしんだので明日から営業を開始します。

ベルリンよいとこ一度はおいで。
ユースを探していたら、近くにいたオジイサンがいきな近づいてきて地図をとりあげ親切にユースまで連れて行ってくれました。一瞬よくいる親切スリかと思うが、この人は違うなと思う。
海外に来てから見知らぬ人に対する警戒レベルが上がりっぱなしですが、なんとなくホントにいい人というのは分かる気がします。オーラですかオーラ。

明日からはここが決戦の地。
飯は旨いし物価は安い。今のとこナンバーワンの国であります。

【事件】8日目(3月4日)

さあさあ、ついにやってきましたよデンマークコペンハーゲン
ここも北欧に分類されますが、もう雪が降ることはあまりないらしく、道のわきに固まってるぐらいです。

さて、まずは町の情報を集めるために観光案内所に行きます。


ここで事件が起こります。

足元に鞄を置いてPCをいじっていると...

気付いたら鞄がない!

やられた!

これぞ置き引き!

マジで荷物がないぞ!

焦りまくって周りの人に聞くが、皆知らん様子。

幸いパスポートや財布などの貴重品は無事だったものの、
ビデオカメラや古い方のデジカメ、電子辞書、そして大事な大事な折り紙、あとは数々の生活を失ってしまった...
総額は10万とか余裕で超える気もするが、まあ、パスポートがあるだけましか...


なんとなく大使館に行くが、ここじゃなくて警察へ行けと言われる。
まあそりゃそうですよね。でも、もう少し優しくしてくれてもよいではないか!大使館門番のデンマーク人が一番優しかったぜ。

そして警察に行き紛失届を書いてもらう。俺の低レベルの英語力にむこうも呆れていたが、何とか届け出に成功。
にしてもちゃんと保険降りるかな〜?ビデオカメラなんて借り物だし(本当にすいません)、折り紙は2万円分ぐらい盗まれたんだけど、「折り紙2万円分盗まれました!」とかいって信じてくれる保険会社なんてあるのか?
まあ、今それを考えても仕方が無い。とりあえず今を生きることに専念しましょう。

その後は商品の無くなり、物を盗るられた悔しさから街をフラフラ放浪することに。
(これを書いているのはこの事件の二日後なので元気ですが、この時はかなり沈んでましたね)

ガイドブックとかはもっていなくて現地の地図のみだったので詳しいことはよく知りませんが、

この人魚は有名人らしい。

うーん、日本のそこらへんの公園にある銅像の方がイケてるような気が...
しかも説明がデンマーク語で読めん!

この国は北欧で3国目ですが、
ノルウェーオスロ)はド田舎
スウェーデンストックホルム)は超近代都市ときて
デンマークコペンハーゲン)はおとぎの国のようです。

少し歩けば教会や大聖堂があり、町中のいたるところに銅像と噴水があります。
しかもどうやら法律である一定の高さ以上の建造物を建てることが禁止されているようなので、建物の高さがみな同じ。
そのため、非常に統一感があります。
街の様子↓

しかーし、街は非常に美しいのだが、またまた物価が高い!スウェーデンで少し下がって安心していたら、ここはノルウェー以上だ!
パンを買ってサンドイッチを作ろうにも1000円はかかる。
しかも食い物屋と服屋ばっかりでスーパーとかが全然無い。いったいここの人々はどうやってくらしているのだろう。

今日はユースでおとなしくするか。




盗まれた折り紙は持ってきた分の約3分1。
そしてノルウェーで売ったのも約約3分1。
そして残りは3分1です。

この3分1だけは何とか売りさばきミッションを達成しなければ!

というわけで失意の中、日本調理屋を探すことに。
ガイドブックを持っていれば簡単なのだが、それも盗まれてしまったのでこいつはかなり難しい。

観光案内所の人に無理を言って探してもらい、その情報をたよりに現地に人に道を聞きまくり何とか店を発見。

いざ入ってみるも、とても感じが悪い。
オーナーはこっちを見ているも動かずタバコをすったまま。
全く話をしてくれる感じではないですな。
ガイドブックには『店主が本当にいい人で、観光の情報や相談にものってくれる〜』とか書いてあったくせに。
まったく、あの本はやはり適当だな。

一応コペンハーゲンに日本専門店はあるかときてみるが、そんなもんは聞いたこともないとのこと。
それじゃあしょうがない、帰宅です。

帰路でスーパーに寄るが、物が高すぎてほとんど買えねー!
しかし、よく見たらビールだけは安いではないか!
ノルウェースウェーデンは酒を買える店が政府直営の店しかなく、値段も日本の2倍ほどするため飲めなかったが、
ここではビールだけ日本と同じレベルで買える。ここだけは素晴らしい。

また日本を出国する前に、僕の行きつけのラーメン屋である「山賊ラーメン」(個人的に府中では一番旨いと思っている。みんな行ってね。→HP:http://ramendb.supleks.jp/shop/10294
のマスターが「なにかヨーロッパで困ったことがあったらいつでも連絡してくれ」と言ってくれたのでTellしてみることに。
置き引きのことを言うと「あ〜盗まれちゃったか。まあ、いい勉強になったでしょ。保険入ってるんだから金はなんとかなるよ」とのこと。
あら、意外に軽い感じ。なんか良くあることなのです。沈んでいたのが馬鹿みたいだぞ。
そして、保険か(実はこの時まで保険に入っていることを忘れていた)!
そして色々とアドバイスを受け元気が回復してくる。
このマスターはヨーロッパに住んでいたことがあるらしく、またヨーロッパに沢山友達もいるとのこと。
なんかすごいグローバルなラーメン屋さんですよね。


また、実はこの後社長とメールをしたのですが、社長も「いい経験してるねー」とのこと。

みんなこんな感じです。

というわけで、いい経験なのでしょう!
命は盗まれなかたったわけですし。

後は残った折り紙をどう売るかが問題だ。

しかし、この国には長居は無用。金がかかり過ぎる。明日の7時の電車でベルリンに向かいます。


今日の晩酌。物価には勝てない。

【味噌汁】7日目(3月3日)

ストックホルムは夜もきれいだが、朝も超イケてる。
物価もノルウェーデンマークに比べてらまだっ安いしね。
ユースをチェックアウトし、ユースの近くにあった寿司屋に飛び込み、折り紙を売り込む。
まあ、ここで売れないことは分かっています。日本専門店を聞き出すのが目的であります。

ものすごくめんどくさそうでしたが、何とか場所を聞き出すことに成功!

ストックホルムには日本専門店が2店舗あって、そのうち一つはノルウェーでお世話になった「Japan Torge」。


まずは「Japan Torget」に行くが、オーナーが不在なのと、そもそも正規のルート以外では買えないとのことで断られる。
まあ、しかたがない。気を取り直して次の店へ。

しかし、2件目に足を伸ばしたはいいが、なんとそこの折り紙の品ぞろえはなかなかのもの15種類くらいありやがる。
そして、オーナーは目も合わせてくれないようなやな感じの人。
結果は当然失敗。
別にかまいませんよー他にも買ってくれる人がいますからーと頭の中で言いながら退散。


その後は違う島(ストックホルムは主に5つの島によって構成されています)に日本人の職人がいるという寿司屋
「三代目 加藤」を目指すことに。
ここがその店

12時という最も忙しい時間に訪ねたにも関わらず、厨房から出てきて話を聞いてくれた!
折り紙を売ることはもちろんできなかったが、他の店などを教えてくださった。
しかもランチの握り定食までごちそうになってしまった。
くー、味噌汁が心にしみるぜ!

お金を払おうとしたら、そんなんいらねーですって。粋ですね。
全く、この旅では人に助けて貰ってばっかです。
いつか別の形で返さなければ。

この人は三代目 加藤のスタッフ。

「ジャパニーズビジネスマーンファイト!」というエールをくれた。特に深い意味はないのだろうが、言われてみると結構嬉しい。

その後は他の寿司屋も回るが収穫はなし。
ですよねー寿司屋で折り紙は使いませんよねー

うーんまあ、こんなもんなのか?
ノルウェーでは「寿司屋」→「日本専門店」という流れで成功しましたが、
その方法が他の国でも通じるとは限らない可能性もありますね。

今いるスウェーデンと明日訪れるデンマークは物価の関係から滞在日数は1日の予定ですが、もっと下に行ったら滞在期間を延ばして、じっくりと案をねるとしますかね。

あとは時間があいたので、ちらほら観光。この街はほんとすごいなー中心部は超近代都市(横浜を超綺麗にして、道を広げ、人を減らした感じ)で、少し行くと教会や城が沢山ありまるで映画の世界に迷い込んだようになります。

そして本日はもたしても寝台列車。前回はただのリクライニングでしたが、今日は追加料金を支払い、クジェットにしたましよ!
縦に3つのべッドが並んでおり狭いのだが、なんか秘密基地にたいで楽しい。

ちなみにこの人と相部屋。

最初は腕から背中まですべてタトゥーが入っておりびっくりしたが、話してみると超いい人!
寝台列車初心者の僕は彼から寝台列車のイロハを教えてもらいました。
この人は旅行でスウェーデンに来て、マルメに友人がいるから会いに行くらしい。
人は見かけによらないぜ。

明日は目が覚めたらデンマーク
ではまた。